Revit Importerは、SketchUpでフレキシブルなワークフローを実現
SketchUpは2023年、Revit Importer for Studioおよび、SketchUp for Desktopの高度なモデリングツールにより、ネイティブ相互運用性を初公開し、創造的な探求を阻む障壁を取り払います。
新世代の創造的な探求へようこそ。2023年のアップデートでは、これまでで最も高速かつ容易で、最高のネイティブ相互運用性を備えたモデリング体験を提供します。私たちは、業界の中核となる2つのツールをつないでいます。それは、SketchUpとRevitです。Revit ImporterはStudioサブスクリプションを向上させ、コアツールの具体的な改良により、デスクトップアプリケーションのワークフローが向上します。あなたの次の傑作には、SketchUp 2023のパワフルなツールセットを是非ご活用ください。さらに、新たなデザイン年を祝して、ヘザー（Heather）と気が強いけど可愛い猫のリリー（Lliy）のスケールフィギュアが登場します。
Studioは相互運用性を一歩先へ
Revit Importerの使用方法をダウンロードするには、こちらのSkill Builderをご覧ください (コンテンツは英語のみの対応です)。
RevitからSketchUpへのワークフローで時間を大幅に短縮
Studioサブスクリプション内の新しいインポート機能により、RevitモデルをSketchUpジオメトリ形式に正確かつ効率的に変換することで、プロジェクトのフェーズ、チームおよびステークホルダーの間で、より密接なコラボレーションが可能になります。RevitモデルからSketchUpへのエクスポートにはさまざまな方法がありますが、この新しいインポーターなら最も時間を節約でき、ジオメトリ変換をより正確に行い、より軽量なモデルを作成できます。
RevitファミリーおよびレイヤがSketchUpのグループ、コンポーネント、タグに適切に変換されるなど、RevitとSketchUpの間でモデル構造を維持することにより、モデルのクリーンアップにかかる時間を数時間または数日短縮し、プロジェクトを正確に進めることができます。デザイン段階の移行がよりスムーズになることで、ビジョンの微調整という重要な作業に集中できます。
「Revit Importerのおかげで、複雑なモデルでもインポート作業を迅速に行うことができ、2、3日かかっていたワークフローが、わずか数時間で完了するようになりました。」
-Carl Goodiel、VDCマネージャー
SketchUpが選ばれる理由
- Revitの成果物を作成するプロジェクトでステークホルダーとの連携を強化できる。
- ソフトウェア間のモデル構造が保存され、クリーンアップの時間が短縮される。
- RevitのモデルをSketchUpに移動し、新しいアイデアを迅速に反復することができる。
- 効率化：インポートされたRevitファイルは、SketchUpでのジオメトリ操作が容易になるように自動的に最適化され、ファイルサイズも大幅に縮小できる。
- 説得力のあるビジュアル制作：インポート時にRevitのマテリアルカラーと透明度を保持することで、視覚化のワークフローが高速化。
- RevitレベルをSketchUpの断面平面に変換できる。
「Revit Importerは非常に役立っています。時間を大幅に節約でき、驚いたことに、変換後のファイルサイズも他のツールと比べてはるかに小さくなります。当社のワークフローに欠かせないインポーターとなりました。」
-Shyam Singh、GLMV Architecture
SketchUpのデスクトップアプリケーションに、Revit Importerをネイティブ機能として搭載しました。Studioサブスクリプションのお客様は、2023バージョンに更新後すぐにこの機能をご利用いただけます。Proサブスクリプションのお客様は、SketchUp 2023にRevit Importerをインストールすることで、この新しいワークフローを試すことができます。Revitライセンスは必要ありません。
ツールが簡単に見つかる接続されたワークフロー
Studioの新しい共通インストーラーを使用することで、高度なワークフローや複雑なプロジェクトで必要なツールをすべて見つけ、ダウンロードし、インストールできます。また、サブスクリプションには、最先端のビジュアルを制作できるV-Ray 6と、点群データをインポートするScan Essentialsが含まれています。どちらも2022年後半に新機能が追加されました。なお、StudioはWindows専用のサブスクリプションです。Scan Essentialsは英語版のみで、V-Rayは英語版と中国語版があります。
デスクトップの画期的機能
SketchUp for Desktopの新しいモデリングおよびドキュメンテーション機能と改善により、どんなものでもより迅速に構築できます。デザインエレメントの予測可能な複製を実現した新しいフリップツール、LayOutによるDWGファイルの管理など、さまざまな機能を体験できます。
自信をもってフリップ
フリップしたオブジェクトの着地位置が不安な場合は？もう迷うことはありません。選択範囲をフリップしたい平面をプレビューし、赤、緑、青の平面上でマウスオーバーするだけで、適切な向きを確認できます。クリックでフリップ！クリック数や元に戻す操作が減るので、対称関係の構築、評価、修正に貴重なエネルギーを集中させることができます。モデルをフリップすると、あなたの創造的な視点もフリップできるかもしれません。
Proに関する情報: モデル中で迅速にミラー関係を作り、効率的なコンポーネントの構築や、左右対称コピーの作成をしたくありませんか？フリップツールを切り替えてコピーモードを有効化すると、選択範囲と左右対称なコピーをフリップできます。このツールを使用して、単一の反復コンポーネントに基づいた全体的なビジョンを表示できます。
LayOutで参照が自由自在
LayOutでは、インポートされたDWGファイルを参照として管理する機能を加えることにより、相互運用性を高めています。よく知られている機能でしょうか？LayOutで参照ファイルを管理する過程と同じですが、今回はこれを拡張して、すべての画像、テキストファイル、AutoCAD図面に適用できるようにしました。File Reference Managerを使用して、外部ファイル参照をすべて表示し、ファイル参照が古くなっている場合に通知を受け取り、ファイル参照を更新し、再リンクし、削除することができます。さらに、カスタムスタイル編集（線の太さ、スケール、ビューポート位置）は、参照ファイルが更新されても、すべてそのまま維持されます。以前のレイアウトやスタイリングの作業をムダにすることなく、すべての参照が最新であるとわかっているので、自信をもってドキュメントを作成し、プレゼンすることができます。
真のルネッサンス女性
チーズ作りから、アイスクライミング、野良猫保護まで、ヘザーにできないことはほとんどありません。さらに、SketchUpのシニアソフトウェアエンジニアとして、2023年の更新にも大きな役割を果たしています。 詳細を見る 2023年版スケールフィギュアのコンビ、ヘザーと猫のリリーについては、こちらをご覧ください。
より充実した高付加価値の提案
Studioオーバーホールから、クロスサブスクリプションモデリングの改善まで、ワークフローの障壁を取り除きました。2023年には、あなたの創造性を存分に発揮していただけます。リリースノートの全文には、3Dモデルをシームレスに作成するために必要なすべての情報が盛り込まれています。
ProまたはStudioのサブスクリプションを既にご利用の場合、SketchUp 2023の時間節約機能はこちらからダウンロードするか、またはTrimbleアカウントからアクセスしてください。まだ迷われている方には、Studioサブスクリプションを30日間無料でお試しいただけます。Studioのご購入のほかに、現在ご契約いただいているサブスクリプションプランからStudioへのアップグレードも可能です。